人権啓発事業「ふれあいフェスティバル2015」が6日、愛媛県松前町筒井のエミフルMASAKIであった。参会者は講演などを通し触れ合いの大切さについて考えた。
 県や松山地方法務局などが主催。
 講演で、声優や劇作家として活動する佐久間レイさんは「良い出会いはこの世になく、あるのは出会いだけ。それを育てるかどうかだ」「怒られて奮起したら良い思い出、つぶれたら悪い思い出」と語り掛けた。
 また母親が先生を好きだと言えば子どもは先生を信頼するといった例を挙げ、大人が何をどう見るかが子どもに影響するとして「幸せなフィルターを子どもに与えてあげてほしい」と訴えた。